災害について知る
避難所について
大きな 地震が 起きると、建物が 倒れたり、火事になったりします。
また 台風や 大雨で 家が 水に 浸かったり、流されたりすることもあります。
災害のときや、災害が 起こりそうなとき、逃げることを 「避難」と いいます。
避難する 場所には、次の ところが あります。
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避難場所
大きな 地震の あとに、逃げるところです。
避難場所には、次の 絵が あります。
避難場所は、大きな 公園が 多いです。食べ物や 水は、ないことが あります。
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避難所
災害で 家に 住むことが できないときに、生活する 場所です。
避難所になる 場所は、事前に 決められています。
災害のとき、役所が 学校や 町の 建物などを、今から 避難所にすると 知らせます。
避難所になる 場所には、次の 絵が あります。
避難所には、寝る 場所、食べ物、水などがあります。
家に 住めるようになるまで、みんなで 一緒に 生活します。
避難の 流れ
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地震のとき
大きな 地震の あとは、最初に 避難場所に 逃げます。
火事などの 危険が ないと わかったら、家が 安全か 確認します。
家が 壊れたり、電気・ガス・水道が 止まって 家に 住むことが できないときは、避難所に 行きます。 -
大きな 台風や 大雨のとき
大きな 台風や 大雨のときも、避難所が できることが あります。
危険が 近づくと、今 いる 町から 「警戒レベル」の お知らせが 出ます。
お知らせが 出たら、警戒レベルに 合わせた 行動を とりましょう。
今 いる 場所が 安全でないときは、避難所に 行くことも 考えましょう。
警戒レベルに とる 行動は、次の サイトを 見てください。
警戒レベルについて (8言語)
避難所の 生活
避難所での 生活は、次のとおりです。
- 食べ物が もらえます。
- 決められた 場所で 寝ます。寝るときに 必要なもの(布団など)が あります。
- お風呂や トイレを みんなで 使います。
- 医者や 看護師などが 来ることも あります。
- 役所からの お知らせや、開いている お店のことなど、いろいろな情報が 集まります。
- 充電が できたり、Wi-Fiが 使えることも あります。
避難所では、炊き出し(温かい 食べ物を 作って 配ること)や、給水(飲み水や、生活に 必要な 水が 配られること)が 行われることも あります。
避難所で 生活していなくても、炊き出しや 水を もらえる 避難所も あります。
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避難所に 着いたら すること
避難所に 着いたら、次の ことをします。
- 受付で 自分の 住所・名前・電話番号を 伝える。
- 運営している 人に、自分の 寝る 場所を 教えてもらう。
- 家族が 安全かどうか 確認する。
- 避難所の ルールを 確認する。
- 避難所の 運営を 手伝う。避難所は、避難している 人も 一緒に 運営します。
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避難所で 気をつけること
避難所は、たくさんの 人と 一緒に 生活します。ルールや マナーを 守りましょう。
特に、次の ことに 気をつけましょう。- 年を取った 人、障害のある 人、妊娠している 人や、赤ちゃんのいる 人 などに 気を 配る。
- トイレなど、みんなで 使う 場所を きれいにする。
- 調子が 悪くならないように、身体を 動かす。
- 物や お金を 盗まれないように、自分の ものを 管理する。
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避難所に 持っていくもの
避難所に 食べ物や 必要なものが 届くには、時間が かかることが あります。
しばらくは 自分の 持ち物で 過ごせるように、次の ものを 持っていきましょう。- 財布
- 携帯電話
- いつも 飲んでいる 薬、お薬手帳
- パスポート、在留カード
- 災害用の リュックサック
災害用の リュックサックに 入れておくもの(例)
- 飲み水
- すぐに 食べられるもの(缶詰など)
- 救急用品、生理用品
- ヘルメット、軍手
- 懐中電灯、携帯電話の 充電器
- 着替え
- タオル、ウェットティッシュ
- ビニール袋
- パスポート・在留カードの コピー
荷物が 重くならないようにします。
自分が 必要なものを 入れましょう。 -
避難所に 行く 前に すること
次の ことを してから、避難所に 行きましょう。
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電気の ブレーカーを 切る。
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ガスの 元栓を 閉める。
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近くの 避難所の 探し方
「避難場所」や 「避難所」は、住んでいる 町の 防災マップを 確認しましょう。次の サイトでも 見ることが できます。
東京都防災マップ (機械翻訳あり(日本語・英語・韓国語・中国語))
コラム①:災害時帰宅支援ステーション
大きな 地震が 起きると、電車が 止まることが あります。
歩いて 家に 帰らなければならないとき、「災害時帰宅支援ステーション」で、水が もらえたり、トイレを 貸してもらえたりします。
「災害時帰宅支援ステーション」には、次の 絵が あります。
コンビニエンスストアや ガソリンスタンド、ファミリーレストランなどが 多いです。
コラム②:在宅避難
災害が 起こっても、避難所に 行かずに 家で 生活することを、「在宅避難」と いいます。
避難所は たくさんの 人と 生活するので、ストレスに なります。
安全であれば 家で 生活できるように、食べ物や 水、非常用トイレなどを 準備しましょう。