多文化共生コーディネーター研修

受講を検討される方へ

「第9期 (2025年度) 多文化共生コーディネーター研修」報告書より

監修者、ファシリテーター、受講者からお寄せいただいたメッセージをご紹介いたします。
受講の検討に、ぜひご覧ください。

監修者からのメッセージ

明治大学教授  山脇 啓造 氏

09_山脇啓造氏

2025年7月の参議院選挙において、日本の国政選挙史上、初めて外国人政策が主要な争点の一つに浮上しました。その背景にはコロナ禍後の外国人労働者や外国人観光客の急増に対する市民の不安や不満があるかもしれません。一方、東京都は2025年6月に多文化共生推進指針を改定し、「教育・医療・福祉・労働・防災など、多岐にわたる分野を包括的にコーディネートし多文化共生社会づくりの中核となる人材を育成する」ことを掲げました。これまで、多文化共生コーディネーターの主な役割は外国人住民支援でしたが、今回の選挙結果を踏まえると、外国人住民を受け入れる地域社会に向けた多文化共生の意識づくりの役割がより重要になっていくでしょう。この研修は2017年度以来、毎年改善を重ね、他の道府県が参考にするモデル的な事業へと育っています。今こそ、「多文化共生社会づくりの中核となる人材」育成に東京都が力を注ぎ、他の自治体もそれに続くことを期待します。

ファシリテーターからのメッセージ

一般財団法人自治体国際化協会認定 多文化共生マネージャー   長倉 美紀 氏

10_長倉美紀氏

この研修は、生活者としての外国人を取り巻く現状を体系的に学ぶことができ、半日のフィールドワークでは、都内の多文化共生を実践している現場を訪問できる充実した構成です。加えて3か年計画づくりと発表等のアウトプットの場があり、多文化共生のまちづくりを深める機会になります。私は本研修のお手伝いをはじめて9年目になりますが、毎年主催の皆様と内容を細かく見直し、タイムリーな学びになるよう心掛けています。また、つながり作りを大切にしており、参加者同士の交流の場をたくさん用意しています。日頃話す機会のない様々な地域・立場の仲間と語り合うことで業務や活動に対する考えの幅が広がります。私は特に、初めて多文化共生施策を担当する自治体職員の方々におすすめしたいです。ぜひ受講いただき、一緒に東京の多文化共生を創っていきましょう!

公益財団法人目黒区国際交流協会 多文化キッズコーディネーター   北爪  淑乃 氏

11_北爪淑乃氏

この研修は、生活者としての外国人を取り巻く現状を体系的に学ぶことができ、半日のフィールドワークでは、都内の多文化共生を実践している現場を訪問できる充実した構成です。加えて3か年計画づくりと発表等のアウトプットの場があり、多文化共生のまちづくりを深める機会になります。私は本研修のお手伝いをはじめて9年目になりますが、毎年主催の皆様と内容を細かく見直し、タイムリーな学びになるよう心掛けています。また、つながり作りを大切にしており、参加者同士の交流の場をたくさん用意しています。日頃話す機会のない様々な地域・立場の仲間と語り合うことで業務や活動に対する考えの幅が広がります。私は特に、初めて多文化共生施策を担当する自治体職員の方々におすすめしたいです。ぜひ受講いただき、一緒に東京の多文化共生を創っていきましょう!

府中市多文化共生センター DIVE 勤務、kokohanaやさしい日本語でつながる八王子の会 代表  宮武 茜 氏

12_宮武茜氏

この研修では、第一線で活躍する講師陣から直接、多文化共生に関する協働事例、込められた思い、工夫、失敗談などを聞くことができます。他地域、他分野で活躍する仲間とつながり、様々な事例を知ることで、今までの自分の活動を振り返ったり、抱えている課題を整理して解決のヒントを見つけることができます。
受講生がこんなに熱を帯びる研修は、なかなかありません。今後の活躍も、必ず誰かが見守って応援してくれるはずです。今後も仲間が増えることを期待しています!

独立行政法人国際協力機構 国内事業部 外国人材受入支援室  松岡 純子 氏

13_松岡純子氏

この研修は、多文化共生社会の構築に欠かせないコーディネーターとしての知識や役割について考え、官民・広域連携のアクションプランを作成するなど、充実したプログラムとなっています。 講義は国や都の政策の総論から教育、就労、相談事業等の各論まで幅広く、各回、活発な質疑応答が展開され、受講者の高い関心と熱意が感じられました。
この研修を通して形成されたゆるやかなネットワークが、受講者の皆さんの今後の活動の中で活かされていくことを期待しています。私もいただいたご縁を大切にし、今後の取り組みに活かしていきます!

受講者からのメッセージ

江戸川区 SDGs推進部 ともに生きるまち推進課 多文化共生センター  齋藤 恵美 (めぐみ)  氏

もの凄く充実した5日間 (いつかかん) でした。こちらの研修では、多文化共生の基礎的な知識を体系的に学ぶことができます。しかも、それは最前線の現場でご苦労された講師陣からの熱いメッセージです!それを一緒に学び合える仲間との出会いもこの研修で得られたかけがえのない宝物となりました。多文化共生に係る課題を解決していく為には、様々な視点や、立場の違う他機関との連携が不可欠です。行政・教育機関・日本語指導・国際交流協会・社協・NPOなど多方面から集まった参加者が一体となって素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。そのネットワークは既に方々 (ほうぼう) で活用させて頂き、この研修での出会いが日々の業務の支えになっていると毎日実感しています。

小平市 地域振興部 市民協働・男女参画推進課 多文化共生担当  栁原 (やなぎはら)  英明 (ひであき)  氏

制度や課題について学ぶだけでなく、最前線で活動する方々の事例から多くの気づきを得られ、何より他の参加者とのつながりもできました。この研修のおかげで、多文化共生を1年早く前進させられると実感しました。行政職員は人事異動の関係で個人が身に付けたスキルや経験の継承が難しいこともありますが、だからこそ積極的に参加する価値があると感じました。多文化共生の担当年数は気にせず、明日からの実務に活かせる実りある学びを、この研修に参加して得てください!

一般財団法人 港区国際交流協会  今井 高樹 (たかき)  氏

多文化共生分野の初心者として、講師の方々の熱量と深い知識に圧倒されました。日本語教育、生活相談、就労支援など包括的かつ実践的な内容だったので、すぐに業務に生かすことができたと感じています。グループワークを通じて自分の考えを深めることができたのも研修の良さだったと思います。参加者同士がすぐに打ち解け、研修期間中に二度の懇親会も行われました。ネットワークづくりには最高です。ぜひ参加をお勧めします。

社会福祉法人 豊島区民社会福祉協議会 共生社会課  所 満紀子 (まきこ)  氏

大変充実したカリキュラムの研修でした。また、毎回座席が変わるため自然と研修参加者同士で意見共有をする事ができ、研修を通じて『つながる』ことへの配慮がされている点も印象深かったです。更に、多文化共生コーディネーターとは何かを学ぶだけでなく、担当業務であるCSW(コミュニティソーシャルワーカー)として、多文化共生に取組む上でのアクションプランを併せて作成することができました。本研修の学びを職場でも共有し、多文化共生の地域づくりに生かしていきたいです。

On your marks(市民団体) 砂原 みわ 氏

小学校で日本語講師と地域で子ども日本語教室の運営をしています。5日間 (いつかかん) の研修はエネルギッシュで充実した日々でした。多岐にわたる課題を学び、語り合い、受講者からは現場の生の声を聞くことができました。そして「離れていても同じ志を持つ仲間ががんばっている」と思えることが何よりもの収穫でした。この研修で得たことを糧に、自分にできる多文化共生の形を具体的に考え、地域で実現できるよう活動に取り組んでいきたいと思います。