国際化市民フォーラム in TOKYO

参加者募集

令和6年度 国際化市民フォーラム in TOKYO

東京がめざす多文化共生、一歩先へ

 2024年10月、都内の外国人住民は約 70 万人、人口の 4.9 %を超えました。外国につながる人々も含めると、その総数は計り知れません。私たちの身の回りでは、多くの外国人が日本社会の一員として生活し、活躍しています。災害対応や子どもの教育など、在住外国人を取り巻く課題は、日本社会の課題でもあります。

 今年度の国際化市民フォーラム in TOKYOは、個々のテーマに焦点を当てながら、東京にふさわしい多文化共生の姿について、皆さんと一緒に考えます。

開催日時

2025年2月15 (にち) (土)

【A分科会】 10:00~12:30
市民が支える多文化コミュニケーション
~コミュニティ通訳の役割と地域市民ができること~

【B分科会】 14:30~17:00
外国につながる子どもたちが活躍できる東京を目指して
~小中学校の学びが未来を拓く~

【C分科会】 14:30~16:30
多文化共生と防災
~災害に備える共助の力~

開催方法

ZOOM(ウェビナー)

定員

各分科会 250名

申込方法

申込フォームよりお申込みください。forum_qr

募集開始

2024年12月27日( (きん)

募集締切

2025年2月9 () (にち)

※定員となり次第、締め切らせていただきます。

参加費

無料

午前10:00~12:30
A分科会

市民が支える多文化コミュニケーション
~コミュニティ通訳の役割と地域市民ができること~

 日本で暮らす外国人にとって、コミュニケーション手段はとても大きな問題です。行政窓口や医療現場、教育などの場面で「コミュニティ通訳者」として活躍できる人材の育成と有効活用が求められています。一方で、少数言語をはじめすべての言語や場面で通訳を用意することは、現実的ではありません。地域の市民が文化の違いなどを理解し、相手に寄り添う気持ちを持つことによって、高度な語学スキルがなくても、やさしい日本語・やさしい英語などで外国人住民とコミュニケーションがとれます。多文化共生社会における「コミュニケーション力」について、一緒に考えましょう。

【司会進行】

  • 松井 和久 (かずひさ)

    独立行政法人国際協力機構 東京センター 市民参加協力第一課

【基調講演】

  • 飯田 奈美子 (なみこ)

    立命館大学衣笠総合研究機構 専門研究員

【パネリスト】

  • 杉田 (すぎた)  理恵 氏

    一社 (いっしゃ) ) 多文化社会専門職機構 認定事業 相談通訳者認定者

  • 高田 友佳子 (ゆかこ)

    特定非営利活動法人 国際活動市民中心 
    コーディネーター クリニカルソーシャルワーカー

  • 藤原 紀子 (のりこ)

    特定非営利活動法人 たちかわ多文化共生センター 
    登録語学ボランティア

午後14:30~17:00
B分科会

外国につながる子どもたちが活躍できる東京を目指して
~小中学校の学びが未来を拓く~

 外国につながる子どもたちの教育環境の整備は、東京が多様性を尊重し続けるうえで欠かせない重要な課題です。これまでのフォーラムでは、外国につながる子どもたちの高校進学やその支援について取り上げてきましたが、今回は小中学校での取り組みに焦点を当てます。
 本分科会では、現場で児童・生徒の教育に携わっている学校関係者を迎え、小中学校での学びが子どもたちの活躍の礎となることを確認します。多文化共生社会の実現に向けて、国籍やルーツを問わず、すべての子どもたちの学びを支えるための環境づくりについて、一緒に考えてみませんか。

【司会進行】

  • 斉藤 久恵 (ひさえ) 氏、小野 千穂 氏、古川 美由紀 氏

    西東京市多文化キッズコーディネーター

【事例発表】

  • 青山 弘子 氏

    江戸川区立小岩小学校日本語学級 主任教諭

  • 田中 阿貴 (あき)

    港区立六本木中学校日本語学級 主任教諭

  • 中村 夏帆 (なつほ)

    岩倉市立南部中学校 教諭(日本語担当)

  • 我彦 (わびこ)  有希子 氏

    八王子市立南大沢小学校日本語学級 主任教諭

午後14:30~16:30
C分科会

多文化共生と防災 ~災害に備える共助の力~

 災害時、外国人はしばしば「災害弱者」と見なされがちですが、実際には地域に根付 (ねづ) いた多くの外国人住民がいます。地域活動に参加する彼らは、災害時においても支援者としての役割を果たす力を秘めています。

 本フォーラムでは、外国人住民が地域社会で災害時の支援を促進している実例や、外国人も参画する平時の防災活動について紹介します。

 災害に備える新たな共助の視点を考え、地域の絆を深めるきっかけとなることを目指します。

【司会進行】

  • 源 亮子 (りょうこ)

    独立行政法人国際協力機構 東京センター 市民参加協力第一課

【基調講演】

  • (よう)   ()

    阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター リサーチフェロー

【事例発表】

  • 奥田  (ゆたか) 氏、長尾 (ながお)  薫 氏

    東京都住宅供給公社 公社住宅事業部 公社管理課

  • 柏村 (かしむら)  貴也 (たかや)

    中野区 総務部 防災危機管理課

  • 田島 実恵 (みえ)

    中野区国際交流協会

  • (きょう)  秀英 (しゅうえい)

    中野区外国人防災リーダー

事務局・問い合わせ先

公益財団法人東京都つながり創生財団 多文化共生課

TEL:03-6258-1237


URL:https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/

主催
国際交流・協力TOKYO連絡会 公益財団法人東京都つながり創生財団
共催
東京都
後援
独立行政法人国際協力機構(JICA) 一般財団法人自治体国際化協会