住む・生活する

住むところを探す

部屋を探す

アパートやマンションの部屋を借りたいときは、住みたい町の不動産会社へ行きます。

希望の広さや家賃などを伝えて、部屋を紹介してもらいます。

インターネットで部屋を探してから、不動産会社に連絡してもいいです。

外国人におすすめの部屋の情報をまとめたサイトもあります。

 

部屋を紹介してもらったら、必ず一度、見に行きます。

住みたい部屋が決まったら、「入居申込書(その部屋に住みたいと伝える書類)」を出します。

あなたや「保証人」が、どんな会社で働いているか、どのくらいの収入があるかなどを調べてから、あなたが部屋を借りられるかが決まります。

 

【保証人について】

02_seikatu96_1

部屋を借りるときは、保証人が必要なことが多いです。

保証人は、あなたが家賃を払えなくなったときに、代わりにお金を払います。

保証人がいない人は、保証会社を利用できるか、不動産会社に聞いてください。

 

 

契約をする

部屋を借りられることになったら、部屋を貸す「家主(大家)」と契約を結びます。

どんな書類が必要か、不動産会社に聞いて準備しましょう。

 

契約の日、不動産会社が契約の大切な点を説明します。

日本語がよくわかる人に一緒に行ってもらいましょう。

契約の内容を確認したら、書類にサインをして、印鑑(はんこ)を押します。

 

【契約の時に必要なお金】

家賃の5か月分くらいのお金が必要です。

  • 家賃:
    部屋に住みはじめる月と、その次の月の分を払います。
  • 敷金:
    部屋を借りるとき、家主(大家)に預けるお金です。
    家賃を払わなかったり、部屋の修理が必要なときに使われます。
    家賃の1か月分くらいで、部屋を出るとき、残ったお金は戻ります。
  • 礼金:
    部屋を借りるとき、家主(大家)にお礼として払うお金です。
    家賃の1か月分くらいで、このお金は戻りません。
  • 仲介手数料:
    部屋を探すのを手伝ってくれた不動産会社に払うお金です。
  • 損害保険料:
    火事や水もれに対応する保険に入ります。

 

家賃には、「管理費(共益費)」が含まれている場合と、含まれていない場合があります。

管理費(共益費)は、アパートやマンションに住む人たちが一緒に使う場所を管理するためのお金です。

家賃に含まれていない場合は、毎月、払います。

 

部屋の契約の期間は、2年のことが多いです。

続けてその部屋に住みたい場合は、「更新料(契約を新しくするためのお金)」が必要です。

 

部屋に住みはじめる前にすること

02_seikatu96_2

契約が終わったら、部屋のかぎをもらいます。

荷物を運ぶ前に、部屋の中を確認します。

壁や床に傷や汚れがあったら、日付の入った写真をとり、家主(大家)や管理会社に見せましょう。