消防車を呼ぶときは「119番」
火事が起きたとき、火事を見つけたときは、大きな声でまわりに知らせ、119番に電話をかけて「消防車」を呼びます。
携帯電話、家や職場の電話はもちろん、公衆電話からもつながります。
119番通報
電話: 119
時間: 24時間・365日(無料でつながります)
対応言語: 日本語/英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語など
【電話で伝えること】

119番に電話をすると、「火事ですか? 救急ですか?」と聞かれます。
あわてず、はっきりと、次のことを伝えてください。
- 火事が起きていること
- 何が燃えているか、けがをしている人はいるか、火事の様子
- 火事が起きている場所の住所
(住所がわからない場合は、目印になるような建物やお店を伝えます)
- 電話をかけている人の名前と電話番号
消防車のサイレンが聞こえたら、手を振って、火事が起きているところへ案内します。
火が出てすぐにすること(初期消火)
火が小さいうちは、自分で火を消します。これを「初期消火」といいます。
アパートやマンション、会社の通路や玄関などには「消火器」が置いてあります。
消火器は、だれでも簡単に使えます。
ホームセンターやインターネットでも買えます。
【消火器の使い方】

1 安全ピンを引き抜く

2 ホースをはずして燃えている場所に向ける

3 レバーを強くにぎり、燃えている場所に吹きかける
消火器がないときは、燃えている場所に水をかけるか、水でぬらしたシーツやバスタオルをかぶせます。(油がたくさん入った鍋に火がついたときは、絶対に水をかけてはいけません)
火が天井の高さまで大きくなったら、自分で消すのはあきらめて、すぐに逃げてください。
逃げるときは煙を吸わないよう、口と鼻をタオルやハンカチでおさえ、姿勢を低くします。
火事を防ぐためにできること
火事の原因で多いのは、コンロ・たばこ・ストーブ・電気コードなどです。
火事にならないように、次のことに注意してください。
- 料理をするときは、コンロのそばを離れない。
コンロの近くに燃えやすい物を置かない。
- 寝たばこはしない。
すいがらを捨てるときは水をかけて完全に消す。
- ストーブの近くに燃えやすい物を置かない。
出かけるとき、寝るときはストーブを消す。
- 使っていないプラグは抜く。
コンセントにほこりがたまらないよう掃除する。
消防署について
消防署では、消防や救急の対応をするほか、防災についての情報提供なども行っています。
各地域の消防署は、次のサイトで探せます。
東京消防庁 消防署一覧(日本語)