
11 ボランティア
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災害にあった地域に物を送ると、届くのにとても時間がかかります。届くまでに、欲しいものが変わっているかもしれません。
また、災害にあった地域に物がたくさん届くと、仕分けをしたり、配ったりするのがとても大変です。一方で、アレルギー対応の食べ物、ハラールフードやベジタリアンの食べ物、老眼鏡や補聴器、医薬品など、特別なものが手に入らず、困っている人がいるかもしれません。
☞ 用語集:ハラールフード
まずは、災害にあった地域が食べ物や服の寄付を受け付けているかどうか、必ず確認しましょう。
次に、本当に必要なものを、きちんと届けることができるかを考えましょう。
物よりも、お金を寄付したほうがいいこともあります。災害のとき、物を送るときに気をつけることは、次のページを見てください。
■みんなの防災(NHK) -
日本赤十字社などで寄付を受け付けています。
その他 は、区市町村の役所や社会福祉協議会に聞いてください。 -
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区市町村の役所の人が、電話や家に来て、寄付をするように言うことはありません。
怪しい電話はすぐに切り、家に来ると言われても断わりましょう。
怪しいことがあったとき、お金を払ってしまったときは、警察や区市町村の役所に連絡してください。 -
大きな災害が発生すると、寄付金などの詐欺が発生することが多いです。
知らない人から寄付をするよう言われても、すぐには払わないようにしてください。
寄付をするときは、寄付をする団体の活動状況や寄付金の使い道をよく確認しましょう。
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地域の災害ボランティアセンターなどで、ボランティアを受け付けていることがあります。
■地域のボランティア・市民活動相談窓口(東京ボランティア・市民活動センター)
災害ボランティアセンターの情報は、地域のボランティアセンターに聞いてください。https://www.tvac.or.jp/area/(日本語のみ)
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区市町村の役所や国際交流協会などで、災害時に日本語がわからない外国人のために、通訳・翻訳をするボランティアを募集していることがあります。 区市町村の役所や国際交流協会に聞いてください。
■東京の国際交流協会(TIPS)https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/organization/tonai/ (日本語)
https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/english/organization/tonai/ (英語)
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