介護保険について
「介護」とは、年をとったり、病気になって、食べること・トイレに行くこと・お風呂に入ることなどが難しい人を手伝うことです。
介護保険は、介護が必要になった人を助けるための制度です。
【介護保険に入る人】
介護保険に入るのは、40歳以上の人です。
40歳以上で、日本に3か月以上いる外国人も入ります。
介護保険に入った人は保険料を払い、介護が必要になったときに介護サービスを受けることができます。
介護保険に入るための手続きはありません。40歳になると自動的に入ります。
次のウェブサイトに、日本語と外国語（10言語）で介護保険について説明したリーフレットがあります。
厚生労働省 介護保険制度について（日本語）
【介護保険の保険料の払い方】
- 40歳から64歳で、医療保険に入っている人
医療保険の保険料と一緒に介護保険の保険料を払います。
- 65歳以上の人
あなたがもらう年金から、介護保険の保険料を引きます。
【介護サービスを利用する】
介護サービスを受けることができるのは、次の人です。
- 毎日の生活に手伝いが必要な65歳以上の人
- 年をとることで起こりやすくなる病気が原因で、毎日の生活に手伝いが必要な40歳から64歳の人
介護が必要だと思ったら、住んでいる町の役所に「要介護認定」を申し込み、介護が必要かを調べてもらいます。
介護が必要と認められたら、専門の人に「ケアプラン（どんな介護サービスを利用するかを書いた書類）」を作ってもらい、必要な介護サービスを利用します。
サービスを利用したら、そのお金の10％を払います。年金をたくさんもらっている人などは、20％か30％払います。
