乳幼児健診

「乳幼児」とは、小学校に入るまでの小さな子どものことです。
「乳幼児健診」では、子どもが健康に育っているか、病気や障害はないか、調べます。
医師や保健師などの専門家に、子どもを育てる中で困っていること、悩んでいることの相談もできます。
【1か月健診】
子どもが生まれてから1か月後に行います。
子どもが生まれた病院へ行くことが多いです。
出産を終えたお母さんの状態も確認します。
【3~4か月健診・6~7か月健診・9~10か月健診・1歳6か月健診・3歳健診】
1か月健診の後は、3~4か月健診、6~7か月健診、9~10か月健診、1歳6か月健診、3歳健診があり、無料で受けることができます。
役所が決めた病院の中から選んで健診を受けに行く場合と、家の近くの保健所・保健センターなどで受ける場合があります。
保健所・保健センターなどから健診のお知らせが来たら、必ず受けるようにしましょう。
赤ちゃん訪問

出生通知票を送ると、生後4か月までの赤ちゃんがいる家へ、保健師や助産師が来ます。
赤ちゃんの様子を見たり、お母さんの体や心の相談にのったりします。
子育てに役立つ情報も教えてくれます。
お金はかかりません。
子どもの予防接種

「予防接種」は、病気にならないようにするための注射です。
子どもの歳に合わせて、子どもがかかりやすい病気を防ぐための注射を行います。
無料で受けられる注射と、お金がかかる注射があります。
注射のお知らせは、保健所・保健センターなどから送られてきます。
子育てをサポートする制度
子どもを育てている人をサポートする、いろいろな制度があります。
ここに紹介した以外にもたくさんあるので、住んでいる町の役所や、保健所・保健センターに聞いてみましょう。
【子ども医療費助成】

病院へ行ったり、薬を買ったときに払うお金を「医療費」といいます。
「子ども医療費助成」は、子どもの医療費が、無料になったり、安くなったりする制度です。
18歳まで(18歳になった後の3月31日まで)の子どもが対象で、健康保険に入っていることが必要です。
くわしいことは、住んでいる町の役所で聞いください。
【児童手当】
子どもを育てている人は、「児童手当」というお金をもらいます。
子どもが生まれたとき、引っ越しをしたとき、役所で児童手当をもらうための手続きをしてください。
子どもの歳と、1か月にもらうお金は、次のとおりです。
- 3歳になるまで:15,000円
※22歳まで(22歳になった後の3月31日まで)の子どもが3人以上いる家族は、3番目の子どもから1人30,000円 -
3歳から18歳まで(18歳になった後の3月31日まで):10,000円
※22歳まで(22歳になった後の3月31日まで)の子どもが3人以上いる家族は、3番目の子どもから1人30,000円
【018サポート】
018(ゼロイチハチ)サポートは、子どもと、子どもを育てている人を支援する、東京都の制度です。
子ども1人に、1か月5,000円を渡します。
お金をもらうことができるのは、東京都に住む0歳から18歳までの子どもです。
018サポートのことをもっと知りたい人、018サポートに申し込みをしたい人は、次のサイトを見てください。
東京都保健医療局 東京都の子供・子育て支援018サポート(日本語・英語・中国語・韓国語)
【子育て応援とうきょうパスポート】

子どもを育てている人を応援するために、東京都がやっている事業です。
子どもがいる家族と、妊婦(おなかに赤ちゃんのいるお母さん)がいる家族は、「子育て応援パスポート」をもらえます。
このパスポートを見せると、お店で粉ミルクのお湯をもらえたり、安く買い物ができるなど、いろいろなサービスが受けられます。
くわしいことは、次のサイトを見てください。