銀行口座

「口座」は、銀行に お金を 入れたり、出したり するときに 必要なものです。
「給料」や 「奨学金」などを もらうときに 使います。
「銀行口座」が あると、電気・ガス・水道や 携帯電話(スマートフォン)・インターネットなどの お金を 払うとき、「口座振替」が できますから、 便利です。
「銀行口座」は、いろいろ ありますが、よく 使うのは、「普通口座」です。
外国人が 「普通口座」を つくるためには、日本に 6か月 以上 住んでいることが 必要な 銀行が 多いです。
● 奨学金:大学の 学費などを 払うことが できないときに、もらったり、借りたり できる お金
● 口座振替:買い物や サービスの お金を あなたの 口座から 銀行が 引いて、店などに 払うこと
【口座を 作るために 必要なもの】
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在留カード:日本に 3か月 以上 住む 外国人の 身分証明書(IDカード)
- 印鑑(はんこ):自分の 名前の スタンプ(stamp)サイン(sign)でもいい 銀行も あります。
- あなたの 電話番号:携帯電話(スマートフォン)の 番号など
ほかに、「社員証」や 「学生証」などが 必要なときが あります。
分からないときは、「口座」を 作る 銀行に 聞きます。
● 社員証:会社で もらう あなたの 名前や 写真が ある カード
● 学生証:学校で もらう あなたの 名前や 写真が ある カード
【口座の 作り方】
銀行へ 行って 「口座」を 作るときは、月曜日から 金曜日の 午前 9時から 午後 3時までに 行きます。
銀行の 人が、名前、住所、「生年月日」を 聞きますから、日本語で 言ったり、書いたり できるように しておきます。
キャッシュカードを 作るためには、「暗証番号」が 必要ですから、用意します。
「口座」が できると、「通帳」を もらうことが できます。
キャッシュカードは、1週間から 10日くらい あとに 家に 届きます。
インターネットで 「口座」を 作ることが できる 銀行も ありますから、「口座」を 作りたい 銀行が 決まったら、銀行に 聞きます。
PCや スマートフォンから 24時間・365日、使うことが できる 「ネット銀行」も あります。
よく 考えて、自分に 合う 銀行を 選びます。
● 生年月日:誕生日
● 暗証番号:自分だけが 知っている 4つの 数字
● 通帳:口座の 番号が 書いてある ノート
【ATM(Automated Teller Machine)】

ATMは、キャッシュカードで 「口座」に お金を 入れたり、「口座」から お金を 出したり することが できる 機械です。
銀行の ほかに、コンビニエンスストアや 駅など、いろいろな 場所に あります。
ATMは、使う 時間で 「手数料」が 違います。
自分の 「口座」が ある 銀行 以外の ATMや コンビニエンスストアの ATMを 使うときは、「手数料」が 必要です。
● 手数料:口座から お金を 出すために 必要な お金
【口座を 作った あとに 注意すること】
住所・「在留期限」・「在留資格」などが 変わったときは、「口座」が ある 銀行に 知らせます。
日本での 生活が 終わって、もう 日本に 戻らないときは、「口座」を 「解約」します。
日本から 出ても、また 日本に 戻って、「口座」を 使う 予定が あるときは、銀行に 相談します。
自分の 「口座」を 人に あげたり、売ったり してはいけません。
● 在留期限:いつまで 日本に いることが できるか
● 在留資格:日本に 来た 目的
● 解約:口座を 持つことを やめること
クレジットカード

外国で 作った 「Visa」や 「Mastercard」などの マークが ある クレジットカードは、日本でも 使うことが できます。
日本で 長く 生活する 人は、日本の クレジットカードを 持っている ほうが 便利です。
クレジットカードは、カードの 会社の WEBサイトから 申し込むことが できます。
銀行や 店で 申し込むことが できる クレジットカードも あります。
【クレジットカードの 作り方】
■外国人が クレジットカードを 作るためには、①~④が 必要です。
① 「在留カード」
② 日本の 住所
③ 日本の 「銀行口座」
④ あなたの 電話番号
■クレジットカードの 「審査」に 通るための ポイントは、①~④です。
① あなたのことが 確認できる 「本人確認 書類」を 用意します。
「本人確認 書類」は、「在留カード」と パスポート、「健康保険証」、「住民票」、日本で 取った 「運転免許証」などです。
② あなたの 「収入」が 確認できる 書類を 用意します。
「収入」が 確認できる 書類は、「給与明細」、「源泉徴収票」、「納税通知書」などです。
③ 同じときに たくさん クレジットカードに 申し込みません。
④ お金を 借りることが できる キャッシングの お金を 0円に します。
「審査」に 通ると、クレジットカードが 家に 届きます。
● 審査:クレジットカードの 会社が あなたの 情報を 調べて、カードを 作るか どうか、決めること
● 健康保険証:病気や けがのときに 病院で 使う 保険の カード
● 住民票:役所に ある 日本に 住んでいることが 分かる 書類
● 運転免許証:車を 運転してもいいことが 分かる カード
● 給与明細:あなたの 毎月の 給料や 源泉徴収した 所得税などが 書いてある 紙
● 源泉徴収票:会社が あなたの 代わりに 国に 払った 1年間の 所得税が 書いてある 紙
電子決済 サービス

「電子決済」は、現金を 使わないで お金を 払うことです。
「キャッシュレス 決済」という 名前の ときも あります。
日本では、クレジットカード・デビットカード、Suicaや PASMOなどの 電子マネー、QRコードや バーコードなどで 払うことが できます。
自分が 使いたい サービスを 使うことが できるか どうか、分からないときは、店などに 聞きます。