ニュースレター

多文化クロストーク(12月号~'26年2月号)取材後記

毎月、「もっと知りたい日本語」「クローズアップ」「多文化クロストーク」の3本立てでお届けしているTIPSのニュースレター

今回は、「多文化クロストーク」の取材の様子をお伝えします。

「多文化クロストーク」では、東京で暮らす外国人のみなさんの声を座談会形式でお届けしています。

10月最初の土曜日、2025 (ねん) 12月号~2026 (ねん) 2月号の制作に向けた取材に参加してくださったのは、カンさん、ミケラさん、タスニアさんのお三方 (さんかた) 。全員がインバウンドの観光・旅行業に携わっています。

一同が集まったのは、東武スカイツリーライン東向島駅に隣接する東武博物館。カンさんが東武鉄道に勤務されていることから、今回、取材場所として使わせていただきました。

蒸気機関車をはじめ、計12両の車両が展示されているこちらの博物館には、巨大ジオラマや運転士気分を味わえるシミュレーターもあり、鉄道ファンや家族連れに人気の体験型ミュージアムとなっています。

この日も開館と同時に多くの子ども連れが来館し、「館内が混雑する前に写真撮影を済ませよう」という私たちの目論見は見事に外れることに……。それでも、ほかのお客様がはけるタイミングを見計らいながら、なんとか撮影を進めました。

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まだ暑さの残る日でしたが、記事の公開時期を考えて、
皆さん、長そでやセーターを着てくださいました。
(撮影協力:東武博物館)

その後のインタビューは、東武鉄道の事務所の会議室を借りて行いました。

外国ルーツの住民として日本で暮らしながら、訪日旅行者向けの企画・サポートや情報発信などを行っている三人のお話は、日本で生まれ育った私にとってとても新鮮に響きました。日本の文化や地域の人たちへの配慮が足りない旅行者に憤ったり、日本の観光のこれからについてアイデアを出し合ったり。「同じこと、考えました!」「私もそう思います!」と意気投合し、取材後は連絡先を交換されていました。この取材が三人にとって良い出会いのきっかけとなったなら、私たちも嬉しいです!

 

カンさん、ミケラさん、タスニアさんによる座談会の詳細は、こちらからご覧ください!

多文化クロストーク 観光・旅行業に関わる人たち

by NI