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東京都内のおすすめのお花見スポット!

東京では、公園や寺社だけでなく都心の大通りに至るまで、満開の桜をそこかしこで見ることができる。しかし、大勢 (おおぜい) の人が一斉にお花見をするので、レジャーシートを敷いてお花見を楽しめるような場所を見つけるのはなかなか難しい。そこで、今回は人気のお花見スポットではなく、ゆったりとお花見を楽しみたい人におすすめの、都内にある穴場スポットをご紹介しよう。

 

飛鳥山公園

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北区にある飛鳥山公園周辺は、江戸時代からお花見スポットとして知られているエリアだ。日本で最初に公園として指定された飛鳥山公園には、約600 (ぽん) もの桜の木がある。遊び場や噴水のほかに、昔の鉄道の車両が二台展示してあり、自由に乗り降りできる。園内には「あすかパークレール」というモノレールも運行しており、来園者たちを飛鳥山の山頂へと運んでくれる。もちろん、歩いて登ることもできるが、「アスカルゴ」という愛称のモノレールを見たら、つい乗りたくなってしまうはずだ。

夜は、ぼんぼりの柔らかな光に照らされた夜桜が楽しめる。ライトアップの期間は桜の開花時期によるが、イベント期間中、ぼんぼりは21時まで灯される。

通常、3月下旬から4月上旬に「 北区さくらSA*KASOまつり」が開催される。ダンスや歌、和太鼓 (わだいこ) などが披露される (ほか) 、食べ物の屋台も並ぶ。

最寄り駅:JR京浜東北線「王子」駅、都電荒川線「王子駅前」駅または「飛鳥山」駅

 

 

池上本門寺とその周辺エリア

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大田区などの都内南部で静かにお花見ができるスポットを探しているのであれば、池上本門寺とそこに隣接する本門寺公園が見つかるはずだ。池上本門寺と本門寺公園周辺には多くの桜の木があり、池上本門寺の境内にはおよそ100本もの見事な桜が植えられている。

満開の桜の上に高さ29.37mの五重塔がそびえ立つ池上本門寺の景観は見応えがあるが、境内で座ってお花見することは認められていない。お花見をしながらピクニックを楽しみたい人は、五重塔の観賞を終えたら、本門寺公園へ向かい場所取りをしよう。公園内にも数十 (ぽん) もの桜の木が点在しており、子ども向け遊具がある (ほか) 、走り回れるスペースもある。

最寄り駅:東急池上線「池上」駅、都営浅草線「西馬込」駅

 

 

善福寺川緑地と和田堀公園

Zenpukuji River.jpg[写真: 公益財団法人東京都公園協会]

 

杉並区の街並みや歩道、車道の間を蛇行しながら、ひっそりと流れる善福寺川をたどれば、不意に、緑豊かな善福寺川緑地と和田堀公園へ行き当たる。川上に善福寺川緑地、川下に和田堀公園があり、二つの公園には700 (ぽん) 以上の桜の木が植えられている。

また、二つの公園には走り回れるスペースが豊富にある (ほか) 、敷地内には遊具が点在しているため、家族で訪れるのにピッタリだ。近くに杉並児童交通公園もあるので、子どもにとっては心が弾むスポットだろう。

最寄り駅:京王井の頭線「浜田山」駅、「西永福」駅(善福寺川緑地)
     京王井の頭線「西永福」駅(善福寺川緑地)
     バスでのアクセスも可能。

 

 

小金井公園

Koganei Park (Tatemono-en).jpg[写真: 公益財団法人東京都公園協会]

 

小金井公園には、50種の桜の木が約1,700本も植えられ、桜の季節になると敷地内が淡いピンク色に染まる。桜の木が最も多く植えられているエリアは江戸東京たてもの園の前だが、混雑は避けられない。桜の木は園内のそこかしこにあるので、ゆったりとお花見が楽しめる場所を見つけよう。

上の写真は、おとぎの (くに) のように桜が林立する「桜の (その) 」だ。このスポットは小金井公園の西端に位置する。ここではエメラルドグリーンに輝く芝生の上に、430 (ぽん) の桜が薄紅色 (うすべにいろ) のモコモコとしたトンネルをつくり出す。

もっと静かにのびのびと過ごしたい人は、入園料を払って江戸東京たてもの園へ。いつ訪れてもすばらしい野外博物館だが、春は復元された昔の家々や店舗などを眺めながら桜の木の下をゆっくり歩くことができる。

3月の終わりには「小金井桜まつり」が開催され、屋台が出店される (ほか) 、ステージでは音楽とダンスの催しがある。

最寄り駅:JR中央線「武蔵小金井」駅、「東小金井」駅、西武新宿線「花小金井」駅。全ての駅からバスでもアクセス可能。

 

 

武蔵野公園と野川公園

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武蔵野公園と野川公園の北側半分は西武多摩川線を挟んで隣接しているため、この二つの公園はあわせて訪れることができる。両公園とも広大な敷地内に多くの桜の木が植えられており、その本数は、武蔵野公園は700 (ぽん) 以上、野川公園は500 (ぽん) 以上にものぼる。

どちらの公園にも家族連れにはうれしい遊具がある (ほか) 、地元の子どもたちに人気の遊び場となっている小川もある。

最寄り駅:JR中央線「武蔵小金井」駅。どちらの公園へも駅からバスでもアクセス可能。
     西武玉川線「新小金井」駅から徒歩10分。

今回ご紹介した公園は穴場のお花見スポットのごく一部でしかない。春は、近場 (ちかば) でも遠方でも、これまでに行ったことのないエリアを散策するのにピッタリの季節。きっと、お気に入りのお花見スポットを見つけられるはずだ。

公園を訪れる前に開花状況を知りたい場合は、東京都公園協会の「さくら花だより」ページをチェックしよう。このページでは各地域のお花見スポットの開花状況を更新している。ウェブページ右上の言語アイコンをクリックして、言語オプションを確認しよう。

 


*この記事は、2019年03月25日に東京都国際交流委員会が運営していたLife in Tokyoに掲載したものです。