Tokyoらいふ

自転車のルール

*この記事は、東京都国際交流委員会が運営していたウェブサイトに掲載したものです。

誰でも 気軽に 利用できる 自転車。とても べんりな 乗り物ですが、 自転車は 車の 仲間です。自転車の 交通事故も たくさん 起きています。ルールを 守って 安全に 利用しましょう。

自転車の 基本ルール

自転車は 車道[車が 通る 道]を 走る

歩道[人が 歩く 道]と 車道[車が 通る 道]が わかれている ところでは、自転車は 車道の 左の はじを 走ります。
でも、次の 場合は 歩道を 走ることが できます。

 
  • 歩道に 自転車の 絵が かかれた 標識・標示(マーク)が あるとき
  • 工事をしている、道の はしに 車が とまっているなどの 理由で、車道を 走るのが 難しいとき
  • 車が たくさん 走っていて、車道を 走るのが 危険なとき
イラスト:自転車のルール
 

また、子ども、お年寄り、体の 不自由な 人は、 どの歩道も 走ることが できます。

 

歩道を 走るときは 歩いている人に 気をつける

歩道は 人が 歩くための 道です。自転車が 走れる 歩道でも、次のことに 気をつけます。

 
  • 車道に 近いところを 走る
  • 歩いている 人に 危険がないよう ゆっくり 走る
  • 歩いている 人の じゃまをしそうになったら すぐに 止まる
 

自転車の 安全ルール

安全ルールを 守る

自転車に 乗るときは、次の 安全ルールを 守ります。

 
  • 信号を 守る
  • 二人 (ふたり) で 乗らない
  • 二人 (ふたり) で 横に 並んで 走らない
  • かさを さして 乗らない
  • 携帯電話(スマートフォン)を 使わない
  • イヤホンをして 乗らない
  • お酒を 飲んだら 乗らない
  • 夜は ライト(電気)を つける
  • 「止まれ」の マークで いちど とまる
イラスト:自転車のルール
 
 

危険な 運転を くりかえしたら

自転車で 危険な 運転を くりかえし、3年間で 2回以上 警官に 注意されたら、自転車の ルールを 勉強しに行かないと いけません。3時間 勉強するのに、6,000円 払います。

 

その他に 注意すること

自転車の 防犯登録をする

自転車は 「防犯登録」が 必要です。防犯登録は、 自転車が あなたの ものだと 証明するためのものです。
自転車を 買った 店で 手続きをします。身分証明書[あなたが だれか わかるもの]と お金が 必要です。東京では 500円 払います。
防犯登録をすると、番号が かかれた シールを 自転車に はってくれます。あなたの 自転車が なくなったとき、警察が この 番号で 自転車を 探します。

 

自転車を 停める 場所に 気をつける

駅の まわりなど、自転車を 停めてはいけない 場所が あります。「自転車放置禁止区域」 といいます。ここに 自転車を とめると、役所が その自転車を 自転車保管所[自転車を 置いておく ところ]へ 運んでいきます。

自転車を 返してもらうときは、次のものを 持って、自転車保管所へ 行きます。

  • 身分証明書[あなたが だれか わかるもの]
  • 自転車の かぎ
  • お金(地域によって 違います。東京23区では、2,000〜5,000円です)
イラスト:自転車のルール
 

どの保管所に あるか わからないときは、役所に 電話をします。すると、防犯登録の 番号で 調べてくれます。
保管所に 自転車が 置いてあるのは、1〜2カ月です。なるべく 早く 返してもらいに 行きましょう。

 

自転車の 事故に そなえる

自転車の 事故は 大きな けがに つながります。事故に そなえて 自転車の 保険に 入りましょう。 自転車の 事故で あなたが けがをしたり、あなたが 誰かに けがをさせたとき、保険の 会社が お金を 払います。
あなたの 買った 自転車に 「TSマーク」の シールが はってあれば、あなたは 自転車の 保険に 入っています。でも、シールに かかれた 日にちから 1年間だけです。