ピックアップ
公益財団法人 高松市国際交流協会 「にほんご たべもの ガイド」デジタルブック

スーパーやレストランへ行ったとき、どんな食べ物なのか、材料が何かを、すぐに調べたり、聞いたりすることができるデジタルブックができました。2021年2月に高松市国際交流協会が制作した「にほんご たべもの ガイド」です。宗教上、食に制約のある方やアレルギーをお持ちの方をはじめ、幅広い使い方ができてとても便利です。

高松市は人口の1.2%(2021年7月30日現在)にあたる、5,000人の在住外国人がいます。その方たちに役に立つようにと、やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、インドネシア語、タガログ語の6言語を用意しています。携帯やタブレット端末にダウンロードすれば、買物の途中でも手軽にチェックできます。「紙の資料をもって買い物をするのは恥ずかしい」と、日本語学校の学習者の声もあり、デジタルブックにしたそうです。

野菜類、肉類、調味料類、アレルギーなど、一般的な食品を17項目に分類し、406食品を掲載しています。イラストを加えて視覚的にわかりやすくしています。漢字表記や発音、ひらがな、カタカナ、説明と使う人の立場に立って、構成されています。さまざまな使い方ができるのも魅力です。
- 災害時の各避難所などで非常食配布の際に外国人対応のツールとして
- 日本語学習の教材として
- 日本人が外国へ行って食事をする際のツールとしても役立ちます。

表示カードを使って、指で食べ物の名前を書くことができます。食べることができないものや、何が入っているかを確認したいときに、書いて見せることができます。