もっと知りたい日本語
年末の 言葉
「よい お年を」・忘年会・年越しそば・除夜の鐘
年末は、1年が 終わる ころ(12月の 終わりごろ)のことです。
今月は 「年末」に よく 使う 言葉を 紹介します。
「よい お年を」
年末に 仕事で 会う 人や 友だちなどに する 挨拶です。
1月まで 会わないとき 「よい お年を」と 言って、別れます。「今年を 無事に 過ごして、新しい 年を 元気に 迎えてください」という 意味です。年上の 人や 先生、会社の 上司には、「よい お年を お迎えください」と 言ったほうが 丁寧です。

忘年会
年末に する 食事会や 飲み会のことです。 1年の 最後に 「今年の 大変だったことを 忘れて、新しい 年を 迎えよう」という 意味が あります。
職場の 人や 友達と 忘年会を する 人が 多いです。

年越しそば
大晦日(12月31日)の 夜に 食べる そばのことです。1月1日になる(年を 越す) 前に 食べる 地域が 多いです。1月1日になって(年を 越して)から、食べる 地域も あります。年越しそばを 食べる 理由は、いろいろ あります。「そばのように 長く 生きたい」や そばは、すぐに 切れますから「今年の 大変だったことを 切りたい」などです。
除夜の 鐘
「除夜」は、大晦日の 夜のことです。お寺では、「新しい 年が よい 年になるように」と 願って、大晦日の 夜(23時ごろ)から 鐘を 108回 鳴らします[音を 出すこと]。
みなさん、2023年も ありがとうございました。来年も いろいろな 日本語を 紹介するので、楽しみにしてください。 よい お年を!