地域日本語教室
vol.18 公益財団法人目黒区国際交流協会「MIFA日本語会話サロン」(目黒区)
今回の「日本語教室活動レポート」では、「日本語教室取材プロジェクト」に参加した大学生Oさんが書いてくれた記事を、紹介します。
第18弾は、公益財団法人目黒区国際交流協会「MIFA日本語会話サロン」(目黒区)です。
目黒区とは
目黒区は、都心から約10km圏内と、交通利便性が良い場所です。また、おしゃれな街として知られ、目黒川沿いの桜が有名です。
人口 (令和7年11月1日現在) 282,884人
うち外国人人口 12,207人
MIFA日本語会話サロン
MIFA日本語会話サロンは、大人向けの会話型の日本語教室で、毎週水曜日10:00〜11:00、13:30〜14:30、第1・3木曜日の19:30〜20:30に、目黒区役所総合庁舎内の目黒区国際交流協会(MIFA)で行われています。水曜日は対面・オンライン、木曜日はオンラインのみで行われています。支援者1人と学習者1人〜2人がグループになり、1時間フリートークをします。
今回は水曜日の10:00の回を見学しました。

適切なマッチング
フリートークでは、学習者・支援者同士が自由に会話し、どのグループも話が盛り上がっていました。テキストを使ったり、スマホで写真を見せたりする支援者や、ノートにメモしながら会話する学習者など、学習者と支援者の両方が工夫をして、円滑なコミュニケーションをとっていました。
目黒区国際交流協会の職員の北爪さんによると、学習者と支援者のマッチングを大切にしているとのことで、どのグループも1時間のフリートークが盛り上がるのは、支援者と学習者のマッチングが適切であるためだと感じました。

訪れてみて・・・
日本語を教える形の教室とは異なり、MIFA日本語会話サロンはフリートークが中心で、話し声で溢れ、和気あいあいとした雰囲気でした。
学習者も支援者も都度申し込みのため、気軽に参加しやすい空間だと感じました。
また、日本語会話サロンの横では、初中級レベル(日本語会話サロンに参加する前のレベル)の学習者への日本語教室も開催されており、目黒区国際交流協会では、様々なニーズに合わせた日本語学習の支援が行われていることが分かりました。
by 日本語教室取材プロジェクト参加者 大学生O