研修・イベント

令和7年度避難所における外国人被災者支援研修 開催レポート

令和7年12 (がつ) 5 () に立川市のたましんRISURUホールにて、「避難所における外国人被災者支援研修」を行いました。

講義では、災害時の外国人支援の課題と必要性、熊本地震における避難所巡回の様子や避難所巡回における注意点等を学びました。
その後、地震発生から4 (よっか) 目という設定で、避難所巡回ロールプレイを行いました。 

研修参加者は、まず避難所受付にて訪問目的を説明した後、被災者役の外国人の元に行き、現在の状況や困り事の聞き取りを行いました。
在宅避難している外国人や地震後に外国人が集まっている宗教施設(モスク)の代表者など、避難所以外の設定での () () りも行いました。

研修参加者は、英語・やさしい日本語・翻訳アプリなどを利用して聞き取りを行い、避難所(会場)の掲示板にある情報を参照したり、避難所運営者役に相談したりしながら、外国人の皆さんに情報を届けていました。

また会場では災害時多言語表示シートを使った多言語表記の張り (がみ) も追加されました。

 

 

つながりログ_①R7外国人被災者支援研修
外国人被災者役から聞き取りを行う様子
つながりログ_②R7外国人被災者支援研修
避難所掲示板の情報を確認する様子
つながりログ_③R7外国人被災者支援研修
情報が多言語で掲示される様子①
つながりログ_④R7外国人被災者支援研修
情報が多言語で掲示される様子②

 

研修参加者からは「ロールプレイを行うことで、コミュニケーションがいかに難しいかを実感した」「避難所での外国人受け入れの方法 (ほうほう) をイメージする事ができてよかった」「災害発生前に準備しておくことが大切だとわかった」という感想を頂きました。

今回の研修での学びが、発災時に活きることを願っています!

 

※東京都つながり創生財団では、災害時に役立つ情報を10の言葉で掲載しています。

詳細は下記ページを参照ください。

https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/disaster/howto.html