研修・イベント

東京国際交流団体連絡会議 一般研修を開催しました!

10 (がつ) 30 (にち) に新宿NSビル会議室にて、令和7年度東京国際交流団体連絡会議一般研修「物語でつむぐ、ともに生きる社会のつくり方」を開催しました。

当日は平日夜にもかかわらず、約80名の方にご来場いただきました。

 ゲストは、「ハーフ」の日常を描いた漫画『半分姉弟』の著者である藤見よいこさんと、ミックスルーツやアイデンティティを音楽や映像で表現する三浦アークさん。ともにミックスルーツの当事者として、異なる分野で活躍するクリエイターです。

 

 

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藤見よいこさん(左)と三浦アークさん(右)

 

 

はじめに、お二人からご自身のことや作品について、漫画の場面や映像を見せながら紹介していただきました。

その後は対談の時間です。既に親交のあるお二人ならではの息のあった掛け合いで、出会いから、作品制作のきっかけ、印象に残っているエピソード・裏話までさまざまなトークが繰り広げられました。

Q&Aの時間では多くの質問が寄せられ、価値観を認め合いながらともに生きる社会をつくるためにそれぞれができることを、みなさんで考える機会になりました。

 

 

参加者からは、

・ミックスルーツの方の苦労が直接聞けて、今まで気づけなかった面もあり、大変勉強になった。

・私もミックスルーツを持つ当事者であり、過去の自分が言語化できずに抑え込んでいた思いの一部を代弁してもらったような感覚で、心強く感じた。

・「伴走する」「間違えを許し合う」など大きな変化を今起こそうとするのではなく、ゆっくり着実に変化を起こしていく姿勢は非常に大切だと感じた。

・「共生」というテーマで、区として取り組む事業が多いが、戦って傷ついた (かた) へのケアという考え方は不足していたことに気付いた

などの感想がありました。

 

 

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研修会の様子

 

ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。

東京国際交流団体連絡会議では、今後も多文化共生に関する研修等を企画していきます。

 

 

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