外国人の座談会
多文化クロストーク( 6月号 ~ 8月号 )の取材に行ってきました!
毎月「もっと知りたい日本語」「クローズアップ」「多文化クロストーク」の3本立てでお届けしているニュースレター。
これから、情報発信担当者が「クローズアップ」と「多文化クロストーク」の取材の様子を少しだけ紹介していきます。
今回は、「多文化クロストーク」の取材の裏側をお伝えします。
東京で生活する外国人3名の「生の声」をお伝えしている多文化クロストーク。3か月ごとにテーマを変えて、東京の生活に関することを中心にお話を伺います。
これまでのテーマ:防災、衣・食・住、病気、子育て、日本語教室、仕事など
取材からニュースレター公開までの大きな流れ
テーマ決定 ⇒ 取材協力者へ依頼・決定 ⇒ 質問事項決定 ⇒ 取材 ⇒ 原稿校正・翻訳・協力者のチェック ⇒ 公開
(テーマが決まってから第1回の記事の公開まで、約2か月の期間があります。)
取材当日の流れ
集合 ⇒ 写真撮影 ⇒ インタビュー
☆インタビューは日本語で行います。

毎回、都内の様々なエリアで、プロのカメラマンに写真を撮っていただきます。
◎4月初旬、6月号~8月号の取材をしました。テーマは、「ルーツの国・日本に来た人たち。」
外国と日本の両方にルーツを持つ3名にインタビューしました。
3名には、海外で育ち、進学や仕事をきっかけに、日本に来たという共通点があります。
主なインタビュー内容
- 自身のルーツやアイデンティティについて考えるようになった時期
- 自身のルーツについての悩み・考えたこと
- 日本で暮らし始めてからの変化
- これからの夢や目標について
- 日本に来たからできたと思うこと、他の国ではできなかったと思うこと など
インタビュー中、一人のお話を聞き、他の二人が共感されている場面が何度かありました。例えば、一人が学生時代の悩みや迷いについてお話されている時に、他の二人も「うんうん」と頷いていたり、来日後に日本の建前文化に戸惑ったことについて、「わかる」とおっしゃっていたり。2つの国にルーツを持つことで、育った国においても、日本においても、悩んだり考えたりすることは多かったのだろうと感じました。しかし、3名ともに自分のルーツと向き合うきっかけとなる出来事があり、現在はご自身のルーツを前向きにとらえて、三者三様の分野で活躍されています。「2つの国を繋ぐ架け橋になる」「互いの文化をリスペクトしている」「自分のルーツが、今の仕事に活かされている」という言葉が印象的でした。
本編では、育った国のお話、現在ご活躍されている分野、これからの目標などを座談会形式でお届けします!お楽しみに!
by somtum