災害
外国人のみなさんへ
【防災トピック㉔】富士山が噴火したら、東京はどうなるか、知っていますか?
もし、富士山が噴火<山から火や煙、石などが出ること>したら、東京にもたくさんの火山灰*がふるかもしれません。
東京都は東京都「Tokyo富士山降灰特設サイト」を作りました。
火山灰がふるとどうなるかを知って、準備をしましょう。
*火山灰は、火山が噴火したときに出る小さい粉です。空からふってきます。
①火山灰がふると、どうなりますか
交通<電車やバスなど>はどうなりますか
- 火山灰がつもると、電車や飛行機が使えなくなったり、バスや自動車も動けなくなったりするかもしれません。
- 火山灰で前が見えなくなって、事故が起きやすくなります。
ライフライン<電気や水道など>はどうなりますか。
- 火山灰が電線につくと、雨がふったとき、電気が止まることがあります。
- 火山灰がアンテナにつくと、雨がふったとき、インターネットが使えなくなることがあります。
- 川や湖に火山灰が入ると、飲み水が飲めなくなることがあります。
他にはどんなことが起きますか
- 火山灰で、目・鼻、のどなどが痛くなることがあります。
- 電車やバスなどが止まって、家に帰れない人が出るかもしれません。
- 道路が使えなくなって、トラックなどが来られなくなり、食べ物や生活に必要な物が届かなくなることがあります。
②どんな準備をすればいいですか
噴火してから火山灰がふるまで
情報を集めます
→ 噴火が起こるかもしれないときや、噴火が起こったときは、気象庁から火山灰がふることについてのお知らせが出ます。
→ 災害のときは、間違った情報が広がることがあります。気象庁や区役所・市役所からの正しい情報を見るようにしましょう。
火山灰がふっているとき
- 外に出ないようにして、家の中にいます。
- 窓やドアをしっかり閉めて、火山灰が中に入らないようにします。
- 外に出るときは、マスクやゴーグルをして、目・鼻・口を守ります。
- 火山灰で前が見えなくなって危ないです。車は使わないようにします。
いつもの生活での準備
- 火山灰がふったときのために、ゴーグルやマスクを準備します。
- 食べものや飲み水、モバイルバッテリーなどを準備します。
- 家族や大切な人と、どうやって連絡するかを決めておきます。
詳しくは、次のウェブサイトを見てください。
動画でも、見ることができます。
「富士山が噴火したら、東京はどうなる?」【本編・3分】降灰被害編動画
「富士山が噴火したら、どうすればいいの?」【本編・3分】降灰対策編動画