銀行や郵便局で口座を開き、お金の管理をしましょう。
金融機関
銀行
銀行口座を開くとき
- パスポート、運転免許証、在留カードなど、身分を証明するものと印鑑が必要です。印鑑の代わりにサインで口座を開けるところもあります。
- 銀行に口座を開くと、キャッシュカードを作れます。キャッシュカードがあればATM(自動預け払い機)で、お金の引き出し、預入、振込、残高照会などを行うことができます。
- キャッシュカードには、クレジット機能がついているものもあります。
- 銀行や口座の種類によって利息が異なるので、口座を開く際は自分にあったものを選びましょう。
ATM(自動預け払い機)
- ATMの画面表示は日本語だけのものと、英語など外国語に切り替えられるものがあります。
- ATMは銀行のほか、コンビニエンスストアや駅などにも置かれています。お金を引き出す時間によっては手数料がかかります。
- 自分の口座を開いていない銀行のATMも利用できますが、この場合も手数料がかかります。
国際送金
- 「外国送金申込書」に必要事項を書いて送金を頼みます。送る側も受け取る側も手数料がかかります。
- 銀行で送金小切手を発行してもらい、自分で郵送する方法もあります。
郵便局
- 郵便局は、(株)ゆうちょ銀行の委託を受けて、預金など銀行と同じ業務も行っています。
- 郵便局に口座を開くときは、パスポート、運転免許証、在留カードなど、身分を証明するものと印鑑が必要です。印鑑の習慣のない外国人は、サインで口座を開くことができます。
- 郵便貯金に一人が預けられる総額は、1,300万円までとなっています。
- 郵便局の国際送金には、住所あて送金と口座あて送金の2種類があります。ただし、国際送金を扱っていない郵便局もあります。また、送金できない国もあるので注意してください。
クレジットカード
- 国際的なクレジットカードは、おもな店で利用できます。航空券や新幹線の乗車券、一部のタクシーといった交通機関でも使えます。
- クレジットカードを利用してATM(自動預け払い機)から現金を引き出す場合、海外発行のクレジットカードやキャシュカードを利用できないATMもあります。
- 郵便局のATMは、海外発行のクレジットカードでのキャッシングに対応できるようになっています。機械または機械の設置場所に"International ATM Service"と書かれ、クレジットカード会社のロゴマークの入ったステッカーが貼られています。
両替
- 外国の通貨から日本円への両替は、両替商(authorized money changer)の表示のある銀行や店などでできます。交換率(レート)は毎日変わります。