国営昭和記念公園で四季を楽しもう!

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春の東京では、季節の象徴である桜の花が人々の目を引きつけます。一方、長く焼きつくような夏が終わり、秋が訪れると、色とりどりの紅葉が見ごろを迎えます。木々の葉が鮮やかなオレンジや赤、黄色や茶色に染まった美しい光景は、何世紀にもわたり、日本の俳人や芸術家たちにインスピレーションを与えてきました。

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そんな四季の移ろいを味わうことができる絶好のスポットの一つが、立川市にある「国営昭和記念公園」です。東京都心の新宿から電車に乗り、約30分でアクセスできます。

160ヘクタール以上(395エーカー)もの敷地を有するこの公園を歩いて回ろうとしたら、少なくとも丸一日はかかるでしょう。

園内の紅葉は、東京都心よりも1~2週間ほど早く、11月上旬から色づき始めます。

公園に入った瞬間から、季節の花々や広大な芝生、生い茂る木々、噴水、スポーツ施設などに、思わず息をのんでしまうでしょう。

rachel leng_showa memorial park .jpg約200mにおよぶカナール(清水の水路)沿いのイチョウ並木は、人気のスポットの一つ。

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カエデの木を多数有する日本庭園もまた、紅葉狩りをするのにうってつけのスポットです。紅葉狩りとは、色鮮やかな紅葉をたずねて楽しむこと。日本ならではの秋の過ごし方です。

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この公園は、桜はもちろんのこと、菜の花やチューリップ、アジサイ、ひまわり、秋桜、サザンカなど、一年を通して多種多様な季節の花を楽しめることでも知られています。

昭和天皇御在位50周年を記念して1983年に開園した昭和記念公園は、どこまでも続くのではないかと思わせるほど広大な土地の上に作られています。園内にあるカナ―ルや噴水、彫刻類は、ヨーロッパを思わせる高貴な雰囲気を醸し出します。とりわけ、円形の水盤の上に彫像を乗せた巨大な噴水は見応え抜群です。

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園内にはたくさんの芝地があり、公園の中央にある11ヘクタール(27エーカー)にもおよぶ広々とした広場「みんなの原っぱ」もその一つ。スポーツやピクニックを楽しんだり、木陰でのんびり過ごしたりすることができます。

遊歩道を備えた森や絵画のように美しい庭園、大きな「水鳥の池」もあります。

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約5ヘクタール(12エーカー)ほどの「水鳥の池」では、手漕ぎボート(ローボート)や足漕ぎボートを借りて、岸辺に並ぶ木々や花々を水上から楽しむこともできます。

rachel leng_showa memorial park 17.jpg「水鳥の池」では、寄ってくるカモに挨拶できるでしょう!

ほかにも昭和記念公園には、バーベキューエリアとそれに隣接するスポーツ施設やプール(7~9月のみ)、また日本の伝統的な農村風景を模したエリアもあります。

rachel leng_showa memorial park 8.jpg園内にはカフェやキッチンカーが点在しているので、飲んだり食べたりしながらのんびりすることも。

犬を飼っている人には、ドックランなど犬への配慮があるのもうれしいポイント。愛犬と一緒に散歩やジョギングを楽しむことができます!

rachel leng_showa memorial park 18.jpg「水鳥の池」で夕日を楽しみましょう。

東京都心から電車で気軽にアクセスできる昭和記念公園は、都会の人混みを離れて一息つくのにぴったりのスポットです。自然豊かな園内を自分の足で巡るには何キロも歩かなければなりませんが、レンタル自転車やパークトレインといった便利な移動手段も。さまざまな目的で利用できるこの公園は、大人も子どももペットも、誰もが同じように楽しめる魅力にあふれています。そして、いつ訪れても、四季折々の美しい景色に出会うことができますよ!

国営昭和記念公園

場所:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
電話:042-528-1751
入園料:一般(15歳以上)450円
開園時間:
9:30~17:00(3~10月)
9:30~18:00(4~9月の土日祝日)
9:30~16:30(11~2月)
※12月31日、1月1日、2月の第4月曜日とその翌日は休園。(月曜が休日の場合は、直後の平日とその翌日)
アクセス:JR中央線立川駅より徒歩15分、JR青梅線西立川駅より徒歩2分。

この記事は、レイチェル・リンが執筆しました。


*この記事は、2020年01月14日に東京都国際交流委員会が運営していたLife in Tokyoに掲載したものです。